人事労務ニュース

女性社員が出産する際には「育児休業を取らずに退職して欲しい」と25.3％の企業が考えていることが、求人紙を発行する株式会社「アイデム」のアンケートで分かった。また、男性社員の育休取得に関しては、16.9％が「許容できない」と答えているとのこと。

厚生労働省が6月29日に公表した「一般職業紹介状況」によると、2012年5月の有効求人倍率（季節調整値）は0.81倍と前月に比べて0.02ポイント上昇、新規求人（原数値）は、前年同月比で24.5％増。産業別では、宿泊業・飲食サービス業（34.7％増）などで増加しているとこのとです。

厚生労働省が7月2日に公表した「2011年度の未払賃金立替事業の実施状況」によると、支給者数は、前年度比16.0％減の4万2,637人、立替払額は同19.4％減の199億5,106万円となり、いずれも前年度を下回ったとのことで、企業倒産件数が前年度より減少したことなどによる結果となっているようです。

厚生労働省が、6月29日に発表した「非正規労働者の雇止め等の状況に関する6月報告（速報）」によると、5月から8月までに雇止め等を実施済みまたは実施予定のうち、6月18日までに把握できた数は全国で24事業所、2,216人だったとのこと。就業形態別の内訳は、「派遣」15.5％、「契約（期間工等）」20.0％などとなっているようです。

産業能率大学が、6月18日に発表した「2012年度新入社員の会社生活調査」結果によると、将来の進路を「管理職志向」とする回答が48.1％となり、前年度と同率で過去最高となっているとのこと。ちなみに、「専門職志向」は41.7％で、依然として４割を超えているが過去最低の割合だったとのことです。