人事労務ニュース

経団連が7月12日に発表した「2012年春季労使交渉の大手企業の業種別回答結果（最終集計、112社）によると、2012年度の賃上げ水準（加重平均）は5,752円、1.81％で前年を90円、0.04ポイント下回ったとのことです。

韓国では、1998年の経済危機後の高卒採用の減少と学歴偏重の傾向により、高校卒業生の就職が非常に困難な状況となっていた。韓国政府は昨年から、高卒の採用枠を拡大するよう企業に対して精力的な働きかけを行ってきましたが、その結果、韓国は今年、空前の高卒採用ブームを迎えているとのことです。

韓国では、2008年に高校生の大学進学率が83.8％に達し、「学歴インフレ」といわれる様相を呈した。大学生の就職は困難を極め、大学卒業生が従来高校生の就職していた低技能の職を奪うようになり、韓国政府は、学歴を過度に重視する社会の風潮を是正するため、職業分野の人材育成を行うマイスター高校や特殊性高校などを設置し、高校生の技能教育および就職支援に力を入れているとのことです。

帝国データバンクが7月4日に発表した「夏季の電力使用量削減に対する企業の意識調査」によると、今夏、節電を実施する企業は70.9％にのぼり、内容は「空調温度設定」92.5％が最多。クールビズについては、6月時点で75.1％の企業が「開始している」と回答しているとのことです。

損保ジャパンDIY生命保険が、7月5日に発表した「サラリーマン世帯の主婦500人を対象に実施した2012年夏のボーナスと家計の実態調査」によると、平均手取り額は61万1,000円と昨夏よりも6万5,000円減少、昨夏との増減を尋ねたところ、「増えた」24.4％、「減った」24.0％となっているとのことです。