人事労務ニュース

中国では、改正出入国管理法が可決、急増する外国人滞在者の管理強化をねらいの一つとし、就労ビザによる最短滞在期間を180日から90日間に短縮する一方、国内で不足している高度人材の確保も意図し、高度人材向けの「タレントビザ」が創設されます。改正法は、2013年7月1日から施行されます。

ドイツでは、2000年代に入り、低賃金労働者の数が拡大しており、過去10年で約２割も増えているとのこと。

有期労働契約の期間の定めのない労働契約への転換などを内容とする改正労働契約法が、2012年8月3日の参院本会議で可決、成立しました。この改正により、有期労働契約が5年を超えて反復更新された場合は、労働者の申込みにより、無期労働契約に転換させる仕組みが導入されることになります。

人材コンサルティングのエン・ジャパンが、７月31日に発表した求人企業を対象に実施した採用活動アンケート調査結果によると、68.2％の企業が、2013年度の新卒採用の見込みが立っていると回答したとのこと…。

マイナビが8月2日に発表した「新卒者採用状況と学生の就職活動状況をまとめた2012年度の就職戦線総括によると、2013年卒採用予定数の増減では、「減らす」が2年連続で減少、「増やす」が「減らす」を1割前後上回るなど、採用意欲は緩やかに回復しているようです。